Google、最新コンテンツをリアルタイムで検索結果に表示するSearch live coverage carouselを試験的に開始

[レベル: 上級]

Googleは、「Search live coverage carousel(サーチ ライブ カバレッジ カルーセル)」という名称の、新しい機能の仕様をデベロッパー向けサイトで公開しました。
Search live coverage carousel は、公開したばかりのコンテンツを通常のクロールよりもずっと速く検索結果に表示することを可能にします。

今年5月の Google I/O 2016 で Richard Gingras(リチャード・ギングラス)氏は、今後公開を予定している新機能の1つとして Real time index を紹介しました。
この Real time index が Search live coverage carousel に相当すると推測されます。

通常クロールよりもずっと高速に最新コンテンツをカルーセルで検索結果表示

Search live coverage carousel を利用すると、最新のコンテンツが入手できるようになったときにGoogleに通知できます。
状況が刻々と移り変わるコンテンツを、Googleは、現在のように通常のクロールによって検索結果に表示するよりもずっと高速に検索結果に表示することが可能になります。

状況が刻々と移り変わるコンテンツとは、たとえば次のようなコンテンツです。

  • スポーツの生中継
  • 選挙速報
  • ニュース速報

コンテンツの種類は、記事・ライブブログ・動画などさまざまなものが対象です。

名前からもわかるように Search live coverage carousel はカルーセルで表示されます。

こちらはデベロッパーサイトに掲載されている Search live coverage carousel のサンプル画像です。

Search live coverage carouselのサンプル

プロ・アメリカンフットボール (NFL) チームの Dallas Cowboys(ダラス・カウボーイズ)に関する最新ニュースのようです。
写真とアイコンから判断するに、インタビューの動画でしょうか。

カルーセルを横にスワイプすると次のコンテンツが見えてくるのでしょう。

Search live coverage carousel の実装方法

Search live coverage carousel を実装するには、3つの設定が必要です。

  • AMP
  • 構造化データ
  • Atom XML feed

AMPフォーマットでコンテンツを発行します。
ということは、モバイル検索でのみ Search live coverage carousel 提供されるということになります。
最新ニュースを知りたいのに、もたもたとページが表示されたら確かに嫌ですよね。

schema.orgを用いた構造化データの設定が必要です。
どういったタイプのschema.orgをサポートしどのプロパティが必須なのかはドキュメントには書かれていません。
とはいえ、記事や動画ならトップニュース用のschema.orgと同じなのではないでしょうか。

公開したコンテンツを Atom XML feed に含め、HTTP POST を使ってGoogleに通知します。
こうすることにより、そのコンテンツをGoogleは直ちにクロール、インデックスできます。

試験運用が始まる

Search live coverage carousel はまだ正式公開されていません。
現在はパイロットプログラムとして、試験運用のための参加者を募集している状態です。

パイロットプログラムに参加するにはこちらのフォームから応募します。

ただし初めのうちは、ニュースやスポーツなどの最新のコンテンツを毎日数十以上発行するような大規模パブリッシャーを対象にしているような感じです。
このブログのような1日1記事のサイトは参加できないと思われます。

それでも、もしあなたが、速報性が問われるコンテンツを日々大量に発行しているなら関心を持っていることをGoogleに示すといいでしょう。

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Android版Googleアプリ、端末内のパーソナルコンテンツを検索する「アプリ内」機能を導入

[レベル: 中級]

Android版のGoogleアプリで、端末にインストールしているアプリのなかにあるコンテンツを検索できるようになりました。
Gmailのメールやコンタクトの連絡先、YouTubeの動画などパーソナルなコンテンツを検索できる便利な機能です。
検索結果の「アプリ内」タブから利用できます。

アプリのなかにあるパーソナルコンテンツを検索

Googleアプリで検索し、「アプリ内」(英語では、”In Apps”)タブを選択するとアプリのなかにあるコンテンツの検索結果になります。

こちらは、僕のスマホでGoogleアプリから「夏」を検索した結果です。
GmailのメールとEvernoteのノートが表示されています。

Googleアプリの「アプリ内」結果

当然のことながら、パーソナルなコンテンツは自分の端末でしか結果に出てきません。
電話帳アプリの「コンタクト」もアプリ内検索の対象になるパーソナルコンテンツのひとつです。

Chromeからの結果もいちばん下にチラッと見えます。
閲覧履歴からだと思われます。(笑)

ほかには、TwitterとYahoo!ニュース、クックパッドからのコンテンツも表示されました。
どのアプリもインストールしてあります。

Googleアプリの「アプリ内」結果

App Indexingに対応しているアプリは、自動的に対象になるようです。

ただし、App Indexingアプリからは、パーソナルなコンテンツではなく一般公開されているコンテンツが返ってきます。

Twitterの結果に出ているユーザーは僕がフォローしているユーザーではありません。
通常の検索結果にも出てくる公開ツイートなので、関連性があったためアプリ内検索でも出てきたのでしょう。

対応アプリ

「アプリ内」検索をサポートしているアプリの例として公式アナウンスは次を紹介しています。

  • Gmail
  • Spotify
  • YouTube

今後数か月以内に次のようなアプリがサポートを予定しているとのことです。

  • Facebook Messenger
  • LinkedIn
  • Evernote
  • Glide
  • Todoist
  • Google Keep

対応予定のリストに含まれているEvernoteは、先ほどのキャプチャで見せたようにすでに対応していますね。

自分のスマホ端末であなたが利用している、あなた個人のアプリコンテンツをGoogleアプリのアプリ内検索で探せるようになりました。
アプリコンテンツを対象したパーソナライズ検索と言っていいかもしれません。
使う側としては便利な機能になりそうです。

また、App Indexingを実装しているアプリは露出機会が増えそうです。
App Indexingを実装しているアプリ開発者にとってもメリットになる可能性もあります。

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Google、「スマホ対応」ラベル表示の廃止をモバイル検索で実施

[レベル: 初級]

Googleは、スマートフォン対応したページに対象にモバイル検索結果で付与していた「スマホ対応」のラベル表示を廃止しました。

インタースティシャルを表示するページのランキングを下げるアルゴリズム変更の導入とあわせて、「スマホ対応」ラベルの廃止も1週間前にGoogleは告知していました。
アルゴリズム変更は来年1月の実施予定ですが、ラベル廃止は早々に実施されたことになります。

「スマホ対応」ラベルが付かないモバイル検索結果

「スマホ対応」のラベルが付いていた以前の検索結果と、付かなくなった現在の検索結果を並べてみます。

「スマホ対応」ラベルが表示されていた検索結果と表示されなくなった検索結果

スマホ対応しているクックパッドにもNAVERまとめにも、「スマホ対応」ラベルはもう付いていません。

僕が目立つように付けた赤枠を取り去って、”素”の状態に戻します。

「スマホ対応」ラベルが表示されていた検索結果と表示されなくなった検索結果

一見するとラベルがないので確かにすっきり見えるのですが、表示に慣れていたせいか逆に、「”何か”がない」という違和感を覚えるのは僕だけでしょうか?

ラベルがなくなった分だけスニペットの文字数が増えるかと僕は予想していたけれど、変わってないですね。
増やしてくれればいいのに。

なお、米Googleのモバイル検索での「Mobile-friendly」ラベルも表示されなくなっています。
グローバルでラベル廃止をGoogleは実施したと思われます。

ラベルはなくなってもモバイルフレンドリーはランキング要因

Googleが推奨するとおりにモバイル対応しているはずなのに「スマホ対応」ラベルが突然消えたと慌てる人が出てきそうです。
まわりにそんな人がいたら、仕様が変わってラベル表示が廃止されたことを教えてあげましょう。

ただしラベルが表示されなくなったからといって、モバイルフレンドリーがランキング要因から除かれたわけではありません。
今までどおり、モバイル対応していないページは検索順位が下がることがあります。

きちんとモバイル対応できているかどうかは、モバイルフレンドリーツールとモバイルユーザービリティレポートで確認できます。

- Google、「スマホ対応」ラベル表示の廃止をモバイル検索で実施 -

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今すぐ始められる、ECサイトでのAMP対応

[レベル: 上級]

AMPプロジェクトは、ECサイトでのAMPサポートに現在取り組んでいます。
ですが、現状でもECサイトがAMPに対応することはできます。

今すぐ始められるECサイトのAMP対応についてAMPプロジェクト公式ブログが解説しました。
要点をまとめてこの記事で紹介します。

カテゴリページのAMP対応

一般的に静的で、商品の一覧を表示するために設計されているカテゴリページはECサイトの中では特にAMPに向いています。

<amp-carousel> のような要素を利用するとスマートフォンでも商品を閲覧しやすくなります。
<amp-carousel> はいわゆる”カルーセル”をAMPページで実装できる仕組みです。
水平方向にフリックすることで、次から次へとスライド式に商品を閲覧できます。

こちらはAMPで構成されたカテゴリページのサンプルです。

AMPでのカテゴリページ

Recommendations(おすすめ)のセクションはカルーセルになっています。

AMPカテゴリページのカルーセル

商品詳細ページのAMP対応

商品の個別の詳細ページでは、次のようなAMP要素を利用できます。

  • <amp-carousel> ―― カテゴリページでも紹介したカルーセルUI
  • <amp-video> ―― AMPページに動画を設置
  • <amp-accordion> ―― アコーディオン型のUI
  • <amp-social-share> ―― ソーシャルボタンの設置
  • <amp-sidebar> ―― サイドバーを設置(普段は隠れていて画面の左をタップすると出現させることができる)
  • <amp-list> ―― リスト表示のUI

最後に挙げた <amp-list>には CORS JSON を使うことで、関連商品を動的に表示させることができます。
試験運用中の <amp-access>を組み合わせると、ログインしたユーザーにはパーソナライズしたおすすめ商品を表示させることもできます(こちらもCORS JSONを使う)。
なお動的にコンテンツを表示するための amp-mustache テンプレートが準備されています。

ほかには、ECサイトでよく使われるサムネイル画像ギャラリーのようなUIも開発が始まっています。

こちらはAMPで構成された商品詳細ページのサンプルです。

AMP商品詳細ページのサンプル

画面の下部にある「SHOW VIDEO」をタップすると動画を視聴できます。
その下にはソーシャルボタンが設置されています。

Description(商品説明)やSpecification(仕様)などはアコーディオンUIです。
初期状態では見出しだけで、タップすると本文が出現します。

商品詳細ページのアコーディオンメニュー

アクセス解析のAMP対応

ECサイトでも当然のことながらアクセス解析は重要です。
<amp-analytics>を使えば、AMPページでもアクセス解析を設置できます。
Googleアナリティクスや現在はAdobe Analyticsを始め、現在は数多くのアクセス解析がAMPをサポートしています。

購入のAMP対応

ECサイトのコンバージョンポイントでもある、購入はまだAMPでは実装できません。
AMPでの購入を可能にする <amp-form> の実験が始まっています。

現状では購入は通常のページで処理するしかありません。
AMPページから通常ページに移ったときでもユーザーには一貫した体験を提供することが重要だと公式ブログの記事は説明しています。

もしProgressive Web App(PWA、プログレッシブ ウェブ アプリ)を実装しているなら、AMPからPWAへの連携が可能です。
<amp-install-serviceworker> を使います。

まだ購入ができないので、ECサイトでのAMP化を急ぐ必要はないと僕は思います。
それでもいずれは(近いうちに?)可能になるでしょうから、もし労力を確保できるなら一部分からでもAMPを試してみると面白いかもしれませんね。

もし運営するECサイトのAMP対応をすぐに始めるなら、詳細を知るために公式ブログ記事を自分でも読んでください。

AMP対応しないとしても、少なくとも、AMPのECサイトサポートがどんな状況にあるのかに関してはアンテナを張っておいたほうがいいでしょう。
AMP対応するにはどういった作業が必要なのかも今から調べておけば、AMP化をスムーズに始められます。

- 今すぐ始められる、ECサイトでのAMP対応 -

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インタースティシャルがわずらわしいかどうかを診断するツールをGoogleは提供する予定なし

[レベル: 初級]

モバイル向けページに設置したインタースティシャルがわずらわしいかどうかを診断するツールを、少なくとも今のところはGoogleは提供する予定はないようです。
またSearch Consoleのモバイルユーザビリティレポートにもエラーとしてあがってくることもなさそうです。

診断ツールは出さない

モバイルフレンドリーツールやモバイルユーザビリティレポートを使って、わずらわしいインタースティシャルをチェックできるようになるかどうかをGoogleの長山さんにTwitterで質問しました。

次のような回答をいただきました。

ということで、そのインタースティシャルがわずらわしいかどうかは自分の目で実際に見て判断することになります。(´・ω・`)

質問の意図

誤解のないように、僕の質問の意図を説明しておきます。

強制的に差し込まれるインタースティシャルの全面広告ページや画面を覆い尽くして身動きをとれなくさせるインタースティシャルがわずらわしいのは、たしかに一目瞭然です。
ウザさ満天なので、わざわざツールに頼る必要はないでしょう。

一方で、公式アナウンスには、新しいランキング要素の影響を受けない手法の1つの例としてこのように書かれています。

画面スペースから見て妥当な大きさで、簡単に閉じることのできるバナー。ここで言う妥当な大きさとは、たとえば Safari や Chrome に表示されるアプリ インストール バナー程度の大きさです。

※強調は僕による

画面スペースから見て妥当な大きさのバナー

「妥当な大きさ」……。

インタースティシャルに対するアルゴリズム変更の発表があってすぐに知り合いが質問してきました。

その人のサイトは、ページを少しスクロールすると、画面の下部に(”Call to Action”用の)バナーを出現させるようにしていました。
スクロールしてもくっついきて常に表示される、いわゆるスティッキー広告です(コンバージョンに効く)。

そのバナーが、わずらわしいインタースティシャルだとしてみなされてしまうのではないかと心配になったのです。

僕が見た限りでは、ユーザーの閲覧をジャマするような大きさではありませんでした。
一般的なアプリインストールバナーと同程度の、妥当な大きさです。
簡単に閉じることもできます。

問題なさそうに見えたものの、絶対に大丈夫だと僕が断言することはできません。

そこで、診断ツールまたはエラーレポートがGoogleから提供されるかどうかを知ろうとしたのです。
でも残念ながら提供されないとのことでした。

「ユーザー目線で考えて、イライラさせるようなものでなければ大丈夫」と頭ではわかっていても、自分のサイトとなると心配になるものです。

これくらいなら大丈夫だろうと思う大きさよりも、さらにひと回り小さくしておけば安心かもしれませんね。(笑)
一般のユーザーに実際に見てもらって、わずらわしく感じるかどうかを判断してもらうのもいいでしょう。
ほかには、同じようなタイプのインタースティシャルを利用しているサイトを調査して参考にするのもよさそうです。

- インタースティシャルがわずらわしいかどうかを診断するツールをGoogleは提供する予定なし -

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煩わしいインタースティシャルのランキング要素への追加はモバイルフレンドリーアップデートの一部

[レベル: 初〜中級]

煩わしいインタースティシャルを表示するページの検索順位を下げるアルゴリズム変更を、2017年1月10日に実施することを昨日Googleは予告しました。

公式アナウンスの日本語訳がさっそく公開されています。
重要な変更だからでしょう。

変更にまつわる疑問をインターネット上で眺めていると「公式アナウンスをきちんと読んでいないな」と思わざるをえないものがたくさんあります。
誤って解釈しないためにも、時間をかけてしっかりと目を通すことを推奨します。

この記事では、発表から1晩明けての補足・追加の情報を提供します。

モバイルフレンドリーアップデートの拡張

今回の変更は単独の新しいアルゴリズムの導入ではなく、既存のモバイルフレンドリー アップデートへのランキング要素の追加です。
今までは、アプリのインストールを勧めるインタースティシャルだけが「モバイルフレンドリーではない」の判定対象でしたが、その対象範囲を広げた形になります。

問題があるインタースティシャルを設置しているページは「スマホ対応」のラベルが付かなくなるでしょう。
もっとも、スマホ対応ラベルの表示は撤廃されてしまいますけどね。

(h/t: @JohnMu & @0penkenhiro)

アプリインストールのインタースティシャルはエラーとしてレポートされなくなる

この変更にともない、アプリインストールのインタースティシャルはモバイルユーザビリティレポートにエラーとしてレポートされなくなります。
アプリインストールのインタースティシャルのエラー警告を無視していたサイト(ないとは思いますが)では、エラーの減少が見られるかもしれません。

とはいえ、問題視されなくなったわけではもちろんありません。
エラーとしてレポートされなくなるだけです。
アプリインストールを含む、すべてのタイプの煩わしいインタースティシャルがモバイル検索でランキングが下がる原因になりえます。

ただしありとあらゆるインタースティシャルをGoogleは禁止しているわけでないことも認識しておく必要があります。
正しく使えばユーザー体験を損ねることがないインタースティシャルも存在します。

たとえば、このページのようなアプリのインストールバナーはまったく問題ありません。
モバイルフレンドリーだとして認定されます。

アプリインストールバナー

じゃまになるほど大きくないし、すぐに消せます。

アプリインストールバナー以外にも新しいランキング要素の影響を受けないインタースティシャルがあります。
公式アナウンスで例示されているので確認してください。

今後、もしあなたのサイトで設置しているインタースティシャルが新しいランキング要素にひっかかるとしたら、おそらくモバイルユーザビリティレポートにエラーとして出てくるだろうし、モバイルフレンドリーテストツールにも合格しないはずです(確認中)。

インタースティシャルを使い続ける場合は、Googleのツールを使って問題がないことを確認するようにしましょう。

法律上の必要性に基づいて表示しているなど正しく使っているはずなのに、不正なインタースティシャルだとしてもしも認定されてしまったとしたら、Googleにフィードバックできます(公式ヘルプフォーラムへの投稿でGoogleに届きます)。

- 煩わしいインタースティシャルのランキング要素への追加はモバイルフレンドリーアップデートの一部 -

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Google、あらゆる種類のインタースティシャルを対象にモバイル検索で評価を下げるアルゴリズム変更を予告

[レベル: 初・中・上級]

インタースティシャルを表示するモバイルページの評価を下げるアルゴリズムを導入することをGoogleはアナウンスしました。
種類を問わず、すべてのインタースティシャルが対象になりえます。
変更は2017年1月10に実施される予定です。

アプリインストールだけじゃない、すべてのインタースティシャルが対象

アプリのインストールを勧めるインタースティシャルを表示するページをモバイルフレンドリーとはみなさず検索順位を下げることもあるアルゴリズム更新を、Googleは昨年の9月に事前通知し、11月に実施しています。

ただしこのアルゴリズム変更は、「アプリインストール」のインタースティシャルだけが対象です。
そのほかのタイプのインタースティシャルを表示したとしても、依然としてモバイルフレンドリーとみなされていました。

しかし今回のアルゴリズム変更は、否が応でも入り込んでくるインタースティシャルすべてが対象になります。

たとえば次のようなインタースティシャルが対象です。

  • メインコンテンツを覆うポップアップを表示する。検索結果からそのページに着地してすぐに表示する場合もあるし、ページをしばらく見たあとに表示する場合もあるがどちらも含まれる。
  • ユーザーがメインコンテンツにアクセスする前に終了させないといけない、単独のインタースティシャルを表示する。
  • Above the fold(ファーストビュー、スクロールせずに最初に表示される領域)のエリアが単独のインタースティシャルのように見えるが、実際のコンテンツはその下に位置しているレイアウトを使う。

こちらは、2つめの「単独のインタースティシャル(standalone、スタンドアロン型)」の具体例です。
検索結果をタップすると、広告だけの独立したページが強制的に差し込まれます。

スタンドアロン型のインタースティシャル

実際のコンテンツに進むには、右上にある「先に進む」という意味の英語で書かれたリンクをタップするか(PC向けページなので非常に小さい)、10秒ほど待たなければなりません。

このようなインタースティシャルはアルゴリズム変更の影響を受け、モバイル検索での順位が下がる可能性があります。

インタースティシャルは何であれ、ユーザー体験を損ねる

なぜインタースティシャルを利用したページの評価をGoogleが下げるかというと、それはもちろんユーザー体験を損ねるからです。
たとえモバイルフレンドリーだったとしても、突然に無理やり入り込んでくるインタースティシャルを喜ぶユーザーはいないでしょう。
本当に見たいコンテンツを見ることをジャマします。

今までは、アプリのインストールを迫るインタースティシャルが対象でした。
ですが、アプリインストールでなくても、何であれインタースティシャルはユーザー体験を損ねる要因になります。

そこで、すべてのインタースティシャルに適用範囲を拡大することをGoogleは決めたのです。

対象にならないインタースティシャル

一方で、アルゴリズム変更の対象にならないインタースティシャルもあります。
正当で合理性があるインタースティシャルです。

たとえば次のようなインタースティシャルは評価を下げられることはありません。

  • 法的な義務に対応するためのポップアップ。たとえば、Cookieの保存や年齢確認のためのポップアップ。
  • コンテンツが公開されておらずインデックスされないサイトでのログインのためのダイアログ。たとえば、メールのようなプライベートコンテンツや購読者だけが読めるインデックスされないコンテンツ。
  • ディスプレイの妥当なスペースだけを占めていて簡単に消せるバナー。たとえば、SafariやChromeで提供されるインストールバナー。これらは妥当な大きさでディスプレイ領域に表示される。

アプリインストールのインタースティシャルのアルゴリズムは統合

このアルゴリズム更新によって、例外はあるもののすべてのインタースティシャルが評価が下がる対象になります。
対象範囲の拡大にともない、アプリインストールだけを対象にしていたアルゴリズムは使われなくなります。

正確には、使われなくなるというよりは、新たなアルゴリズムに統合されます。
アプリインストールのインタースティシャルが評価が下がる対象であることに変わりはありません。

スマホ対応ラベルの撤廃

インタースティシャルのアルゴリズム更新とは直接の関係はありませんが、もう1つの変更をGoogleは同時にアナウンスしました。

モバイル検索での「スマホ対応 (Mobile-friendly)」ラベルの撤廃です。

2014年11月にスマホ対応ラベルを導入して以来(日本では翌月)、検索結果に表示される85%のページがモバイルフレンドリーになっているそうです。

大多数のページがモバイル対応しているので、スマホ対応のラベルはもう不要だと判断したようです。
検索結果をすっきりさせるためにラベルを表示しないようにします。

ただし表示しないというだけであって、モバイルフレンドリーがランキング要因であることに変わりはありません。

Search Consoleのモバイルユーザビリティレポートもモバイルフレンドリーテストツールも今までどおり提供されます。

インタースティシャルが僕は本当に嫌いです。
1ユーザーの視点から、今回のアルゴリズム更新は待ちに待っていた変更です。

対応を迫られるサイトも出てくるでしょうが、僕ほどではないにしてもインタースティシャルを好まないユーザーは多はずです。
ユーザー体験の向上を第一に考えてサイト運営してほしいと望みます。

2017年1月10に実施を予定しています。
モバイルに関してはGoogleは必ず事前通知しています。
余裕を持って対処にあたってください。

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AMPに対応した広告用ランディングページ「ALP」、DFPが年内に配信開始予定

[レベル: 上級]

AMP プロジェクトは、広告をAMPで配信できるランディングページを開発しました。
AMP Ad Landing Pages、通称 ALP と呼びます。

ALPはAMPフォーマットで作られているので、広告用のランディングページを高速に表示できます。

ALPは1秒以内で表示完了

ALPを採用した広告ランディングページは、1秒かからずに表示を完了することができます。

Googleのモバイル検索からAMPページにアクセスし、そのページに掲載されている広告をタップしてALPが表示されるまでの流れが、次のアニメーションGIFで紹介されています。

ALPのデモ

このデモでは、広告バナーをタップしてからALPが表示されるまでに要した時間は0.83秒です。

ALPの高速表示を実現するために用いられる4つの技術

主に、次の4つの技術を用いてALPは高速な広告配信を実現しています。

  • ランディングページへのプリコネクト
  • ランディングページのプリロード
  • キャッシュ配信
  • リダイレクトなし

ランディングページへのプリコネクト

ALPでは、最終的に到達する実際のランディングページに対して事前に接続をリクエストしておきます。
こうすることでユーザーが広告を本当にタップしてから接続を開始するよりも、ランディングページにアクセスするまでの時間を短縮できます。

ランディングページのプリロード

ユーザーが広告をタップするよりも前に、ファーストビュー(スクロールせずに、最初の時点でスマホのディスプレイに表示される領域)の要素をリクエストしダウンロードしておきます。
CPUを消費を抑えられます。

キャッシュ配信

AMPキャッシュからランディングページを配信します。
広告を配信するサーバーではなくAMP CDNからの配信なので高速にページが返されます。

リダイレクトなし

計測を目的に、広告ではランディングページに到達するまでにリダイレクトを挟むことがあります。
可能であれば、ALPではリダイレクトを取り除き、広告からランディングページまで直接連れて行きます。amp-pixel を設定すればトラッキングは可能です。

ALPでの広告配信方法

ALPでの広告配信には次の3者が関わってきます。

広告配信者

広告を掲載するサイトは、AMP対応したページを公開し、ALPに対応した広告をそこに載せます。
たとえば、僕のブログはAMP対応しているのでALP広告を掲載できます。

広告主

広告を発行するサイトは、AMP対応したランディングページを作成します。
ここで注意するのは、通常のランディングページとそれに対応したAMPのランディングページをペアで作成することです。
つまり、通常のAMP対応と同じです。

広告配信システムがALPをサポートしている場合は、AMPページに掲載された広告をユーザーがタップするとALPを見せます。
通常のページに広告が掲載されていれば、通常のランディングページを見せます。

最終的な到達ページとして、あなたがALPを指定するわけではないのです。
ALPに着地させるか通常のランディングページに着地させるかは、広告配信システムが処理します(次で説明)。

AMPページを直接のランディングページとして構成することは可能ですが、それだと誰がどのデバイスでどんなページからいつアクセスしても、必ずそのAMP広告ページに着地することになりますね。

広告配信システム

1つ前で触れたように、広告配信システムがALPをサポートしていなければなりません。

公式アナウンスで言及されているのは、DoubleClick for Publishers (DFP) です。
DFPは次の2つの四半期をかけて(つまり年内をかけて)ALPの統合を進めていくとのことです。

検索結果からAMPページにアクセスしたときは瞬時に表示されたのに、そのページに掲載されていた広告をタップしたらなかなか表示されない。
こんな状況に出会ったら、AMPが速いぶん、よけいにストレスを感じそうです。

広告のランディングページだって速い方がいいに決まってます。
ページの表示速度がコンバージョン率に大きな影響を与えた事例は山ほどあります。

ALPでは、広告ページから元のページに戻るときもきちんと高速で表示されるように設計されています。

ALPをサポートすることがはっきりしている広告配信システムは、今のところDFPだけです。
AdSenseやAdWordsがALPをサポートし始めたら、AMP対応を始めるサイトが一気に増えるかもしれませんね。

- AMPに対応した広告用ランディングページ「ALP」、DFPが年内に配信開始予定 -

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AMPプロジェクトが第3四半期のロードマップを更新、ECサイトでのAMPサポートを目指す

[レベル: 上級]

AMPプロジェクトは、第3四半期 中間のロードマップを更新しました。

ロードマップには、その期間にAMPプロジェクトが集中的に取り組む、新機能の追加や機能の改善に関する予定と進捗が示されています。

ECサイトでの利用が想定されている機能のサポートが、第3四半期のロードマップには含まれています。

ECサイトでの利用を想定したAMPの新機能

ECサイトのAMP対応の普及を目的に、新しい機能の開発に取り組むことになっています。

たとえば、次のような機能をECサイトのAMPページで利用できるようにします。

  • フォーム
  • サムネイル画像ギャラリー
  • アクセス解析

フォーム

AMPページでフォームを使えるようにします。
<form> や <input> に相当する機能がECサイトでは必須です。
こうした機能を含むフォームに必要な仕組みを amp-form という拡張仕様によって、AMPページでも利用可能にしていきます。

サムネイル画像ギャラリー

ECサイトでよく使われる、サムネイル画像を並べて、1つをタップするとその拡大画像を表示する機能をAMPページでも提供します。

Amazonで使われている、拡大画像用のサムネイル画像ギャラリー

アクセス解析

ECサイトでは、ほかの業種のサイトでは取得しないような解析データが必要になってきます。
ECサイトで必要な、イベントトラッキングや商品情報の取得などECサイト向けのアクセス解析を可能にしていきます。

ECサイトでは、eBayが先行して試験的にAMP対応を始めています。
しかし、AMP化したのは商品一覧ページです。
コンテンツがほとんど変化せず、「カートに入れる」のようなユーザーからのアクションは発生しません。
ニュース記事と同じ、AMPと相性がいい静的なコンテンツと言えます。

そうではなく、商品詳細ページで購入ができる状態のAMPページを提供するための取り組みが本格的に始まりました。

通常の検索結果にAMP対応ページを表示する開発プレビューのモバイル検索をGoogleは先日公開しました。
プレビュー版ではなく実際の検索でのテストも始まっています。

Googleが着々とAMPサポートを拡大させるなか、AMP対応したくても必要な機能を提供できないために歯がゆく感じているサイト管理者もいることでしょう。
AMPのECサイト機能サポートをこの記事では取り上げましたが、ECサイト以外でもよく使われる機能のAMPサポートも少しずつ始まっています。

通常のスマホ向けページと同じユーザー体験をAMPページでも提供できるようになれば、AMP対応へのハードルがずいぶんと低くなります。
今後のAMPの発展に期待しましょう。

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Google、開発版ではなく本番のモバイル検索でAMP結果を表示するテストを開始

[レベル: 上級]

通常のモバイル検索にAMP対応したページを表示する開発プレビューをちょうど2週間前にGoogleは公開しました。
g.co/ampdemo にアクセスすることでAMP用に特別に作られた検索結果を体験できます。

しかし、本当の通常検索でAMPページを表示するテストをすでに始めているようです。

本番環境でのAMP結果

開発プレビューの検索結果では、上部にAMPを紹介するメッセージボックスが掲載されます(キャプチャは英語ですが、日本語の検索結果では日本語になります)。

実験を伝えるAMP検索結果でのメッセージ

しかしこちらのAMP結果にはそのメッセージが表示されていません。
なぜなら、開発プレビューではなく本当に通常の検索結果だからです。

本番環境でのAMP結果

AMPカルーセルの上、検索結果1位のAMP Projectの公式ページにAMPマークが付いています。

少し下にスクロールしても、AMPページが検索結果に出ています。

本番環境でのAMP結果

もう少し下がると Mobile-friendly(モバイル対応)ラベルのページも混ざってきました。

本番環境でのAMP結果

開発プレビューではなく、本番環境でのモバイル検索にAMPページを表示するテストに遭遇したユーザーはほかにもいます。

本番環境でのAMP検索を本当に実験しているのかどうかという質問に対して、GoogleのGary Illyes(ゲイリー・イリェーシュ)氏は次のように答えています。

僕らは常に実験やテストを行っている。きっとそういったのに出会ったのだろう。

僕も運良く(?)被験者に当たったのでしょう。
でもシークレットモードで立ち上げた時だったので、閉じたらもう体験できなくなりそうです。;(

ちなみに、同じ状態で日本のGoogleではAMPページは表示されず普通のモバイル検索結果でした。

一般ユーザーの反応を伺うためか?

一般ユーザーが開発プレビューの検索結果を利用するとは思えません。
AMPページを表示する検索結果を本番環境で提供することによって、普通のユーザーがどのように反応するかをGoogleは確かめようとしているのでしょう。

それにしても、僕の予想よりも早く本番に移してきました。
ともすると開発プレビューの公開と同時に実環境でもテストを始めていたのかもしれませんね。

AMP検索の年内の公開をGoogleは予定しているようですが、一般ユーザーの反応は果たしてどうなることでしょう。

- Google、開発版ではなく本番のモバイル検索でAMP結果を表示するテストを開始 -

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