入力フォームのコンバージョン率をアップさせる方法 – EFO (エントリーフォーム最適化)

日本でも、最近 EFO (Entry Form Optimization: エントリーフォーム最適化)といわれるようになったほど、ランディングページ同様に、入力フォームを最適化することに注目が集まりはじめています。

個人的には、EFO などという紛らわしい言葉をわざわざ作らなくても、そういうものを含めてサイトのコンバージョン率をアップさせる対策を、全て LPO 対策と呼んでも良いのではないかと思っているのですが…笑

話しはちょっとそれましたが、そんな言葉が生まれるほど、入力フォームには改善するべき点がたくさんあるということです。

そもそも、フォームの入力を楽しんでやる人って、あまりいないですよね?

それよりも、どちらかとうと目的を達成するためのタスクと感じる人の方が多いことでしょう。

ユーザーは、単純に目的を達成したいだけなので、できる限りタスクは少なく、できる限り素早くタスクを片付けてしまおうと考えているのです。

そのようなユーザーに対し、フォーム入力の際に生じる無駄な障害を少なくしてあげることが、ゴールページ(コンバージョンページ)まで辿り着く確率をアップさせることに役立ちます。

今回は、Google が運営している Conversion Room Blog (英語) のブログで、入力フォームのコンバージョン率をアップさせる方法、いわゆる EFO について公開されていたので、簡単に意訳 & 日本版に書き換えて、皆さんにもシェアしたいと思います。

まずは、統計上あまりよろしくないフォームの例がこちらです。

悪い入力フォームの例

そして、改善したのがこちらの例です。

良い入力フォームの例

以下、ポイントの説明です。

  • 記入項目を左寄せに統一する – ユーザーの目線は左から流れるので、右側にあるフォームは見落とされる可能性がある。
  • 入力のフィールドは全て同じ長さに統一する。
  • オーダーのステップを上部に表示する – 次にどれだけのステップがあるかが不明(ゴールがみえない)だと、途中で諦めてしまう可能性があるが、ステップが表示されていれば(ゴールが明確に見えれば)、もう少しだから頑張ろうという気になるらしい…
  • 都道府県をドロップダウンリストで選択できるようにする。
  • 余計な項目・必要のない項目(上記の例では携帯電話番号)を削除する – 答えてもらう項目はできるだけ少なく、必須項目だけで良い。
  • どこでサイトをみつけたのかという質問は NG – それはウェブ解析をすれば分かることで、そんなことをわざわざユーザーに答えてもらう必要はない。
  • 記入例を表示する。

上記の例にあるポイント以外にも、

  • 入力に不足やエラーがある場合は、どのフィールドで何がエラーなのかを明確に分かるようにする。
  • 一般的ではない項目を必須事項として入力する必要がある場合、なぜそれが必要なのかをユーザーに説明する。
  • 郵便番号を入力しただけで、住所が入力されるようなフォーム。

などなど…

それから EFO に関して以前、思わず地雷を踏みそうになった! という記事でも紹介しましたが、次のステップに進むボタンの横とかに、”キャンセル” や “リセット” ボタンがあるのも、コンバージョン率を下げてしまう、大きな要因になります。

『ASP のショッピングカートを利用しているから…』という人は、機会損失を考えたら、もっと使いやすいカートに切り替えたほうが良いのかもしれないですね…

コンバージョン率アップに向けた HP 改善案作成に役立つ質問集

クライアント様のコンバージョン率をアップするために、HP の改善案を作成することがあるのですが、その時に僕が必ず質問する項目を紹介します。

大抵のホームページであれば、それほど LPO を意識して作られていないので、難しい解析ツールなどを導入しなくても、この質問に答えていくだけで、かなりの改善点がみつかります。

ビジネス

  1. あなたの望むコンバージョンとは何ですか? (例: 商品の購入、メルマガの申し込み、など)
  2. 顧客一人あたりの生涯価値はいくらですか?
  3. 商品・サービスの概要
  4. あなたのサイトで、最も人気のある商品・サービスは何ですか?
  5. あなたのサイトで、最も利益率の高い商品・サービスは何ですか?
  6. 顧客はあなたの商品・サービスから何を得ますか? (なぜ、顧客はあなたの商品・サービスに申し込まなければならないのですか?)
  7. 法的な制約がある場合は、下記に挙げてください。 (薬事法など)

マーケティング

  1. 季節によって変化するマーケットですか? (ホリデーシーズン、夏 vs 冬 など)
  2. あなたにとっての競合店を3つ挙げてください。
  3. あなたの商品・サービスが、その競合店と異なるところは何ですか? (競合店には無いオファーや、特徴などを出来るだけたくさん挙げてください。)

ビジター

  1. ビジターの発生元は何ですか? (例: SEO、PPC、アフィリエイト、メルマガ、バナー広告、など)
  2. あなたのサイトに訪れるビジターの特徴を、できるだけ細かく説明してください。 (例: 男性 / 女性、個人 / 法人、新規顧客 / リピーター、ビジターにとって興味があるものなど)
  3. あなたのサイトに訪れるビジターにアクションをしてもらうのに、どれだけの情報が必要ですか? (簡単に理解してもらえる商品・サービスですか?)
  4. 1 日のコンバージョン数はどれくらいですか?
  5. 1 日のユニークビジター数はどれくらいですか?

信用

  1. ベリサインやプライバシーマークなどの証明書を取得していますか?
  2. テレビ、雑誌、有名サイトで紹介されたことはありますか?
  3. ウェブサイトで紹介できるお客様の声はありますか?

サイト

  1. あなたのサイトで最も気に入っているところはどこですか?
  2. あなたのサイトで最も気に入らないところはどこですか?

その他

  1. サイト改善にあたり、弊社が知っておかなければいけない点はありますか?

まとめ

この質問リストに対する答えをどう活用するかは、これまでのブログ記事や Website Optimizer でコンバージョン率をアップさせるための 101 の方法 などを参考に、“自身で考えてみるのが良い” でしょう♪