またしても、Google の Conversion Room Blog から、とても有益な記事が公開されていましたので、意訳してご紹介したいと思います。
原文: 7 ways to improve your call to action (英語)
もし、ユーザーが 5 秒間だけあなたに耳を傾けてくれるなら、あなたはユーザーにどんな事を伝えますか?
そのサイトに留まるか立ち去るかの判断は、平均的なユーザーでわずか 5 秒間しかありません。
アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリはこう言いました。
成熟とは、付け加えるものがこれ以上何もない状態ではなく、これ以上減らすものが無い状態のことである。
ランディングページにおける問題は、この逆が正しいと理解されていることです。
全てのビジターを満足させるために、あれこれ追加した結果、テキスト・画像・スペシャルオファー・新規お知らせ・時にはバナー広告でページが埋め尽くされます。ホームページで最も大事なアクションは、これらのノイズと競合にかけられ、ビジターも何をしたら良いのか、混乱に陥ってしまうのです。
それを回避するためのアドバイスを以下に紹介します。
1. 大きく目立つアクションボタン
一番分かりやすい例かもしれませんが、ランディングページにおいて大きく目立つアクションボタンは効果的です。

Tips
- スクロールしなくてもいいところにアクションボタンを置くこと
- ページ上で最も大きなボタンであること
- ボタンにアクションを伴うテキストを書き込むこと
- 他のデザインカラーに比べ、最もコントラストの強い色を使うこと
マウスオーバーすると色が変わるボタンもより効果的かも…
2. 目的のアクションをサポート
- 邪魔にならない程度のイメージでアクションに誘導する
- ブレッドを使ってオファーや特徴を強調する
- ウソ偽りのないお客様の声を載せる
- 十分な余白スペースを活用する
- スクロールしなくても良い部分には、長ったらしいテキストは避ける
- 説得力のある(興味をそそる)ヘッドライン

- ブレッドでは、商品の特徴ではなくベネフィットを伝える
- お客様の声に実際の画像(実際にギターを弾いている写真)を使ってリアリティ感を出す
- 画像はサービスを分かりやすく表現していなければいけない – ギターを弾いている画像
- 十分な余白スペース
- なんだかんだいっても、このページの最も目立つところは、目的のアクションになっている
- 目的のアクションがスクロールしなくてもみつけられる
3. What’s in it for me?
※ マーケティングで、よく使われる “What’s in it for me?” という表現ですが、日本語に訳すと、『それは、私にとって何の意味があるの?(私にとってどんなメリットがあるの?)』といったニュアンスです。
自分の主張ではなく、ビジターの立場になって、それがなぜ良いのかを表現してあげることが重要です。
- 自分自身のことを考えるのをやめて、ビジターをどのように(どうやって)助けてあげられるかを考える
- 短い文章で、なぜあなたの商品・サービスがすばらしいのかを表現してみる
- 競合ではなく、なぜあなたの商品・サービスを選ぶべきなのかをユーザーの立場になって考えてみる
- 楽天的でポジティブな文章で表現してみる
- よりパーソナルなメッセージを作る(ユーザー全体に話しかけるのではなく、一個人だけに話しかけるような文章)
- 心配事になるような事柄は、あらかじめ指摘しておく(例: スパイウェア対策済み、個人情報の保護など…)

このウェブサイトは、ターゲットが明確であり、なぜそのサービスがユーザーにとってベストなのかを上手く表現してある。
4. 選択肢を少なくする
ランディングページに限って言えば、選択肢が多いことが必ずしも良いこととは言えません。
- 可能な限り、商品ごとにランディングページを作成する
- オファーを分かりやすくして、一番コアになるベネフィットにフォーカスする
- カテゴリーページに載せている商品数を少なくしてみる
- 目的のアクションを 1 つだけにするよう心がける
- もし目的のアクションが複数になる場合は、ユーザーの属性に合わせてどのサービスがベストなのかを伝える
5. オファーが競合する場合
時には、1 ページにつき複数のオファーを掲載しなければいけないケースも存在します。
下記にある、オファーが複数ある 2 つの例を見てみましょう。

両者とも、同じページに複数のオファーが存在していますが、下の例はビジターが決断するためのガイドとなるイメージが存在しています。(それを見ることで、最もポピュラーなプランがどれなのか、一目で理解することが出来ます。)
6. 目的のアクションをリピートして伝える
複数のページで同じように、目的のアクションをリピートすることも必要です。(その場合、アクションボタンは常に同じ場所・同じボタンを使う事。それによって、ユーザーの準備ができた瞬間に、アクションを起こすことが出来ます。)

上記の 2 つのサイトでは、全ページの右上に同じアクションボタンが設置されています。
7. カテゴリーページからのアクションボタン
このようなカテゴリーページでのアクションボタンは、よく見落とされがちですが、商品一覧に購入ボタンを付けてみたバージョンをテストしたことはありますか?

- 希望小売価格と比較して、どれだけお得かを伝える
- 商品一覧ページからもショッピングカートに追加できる

上記のイメージにあるサイトでは、商品一覧から複数購入も可能。
ケーススタディ
Before

After

※ 改善のアイデアを紹介しましたが、アイデアはあくまでも理論であり、実際に改善を行う時には、いつもお伝えしている通り Google Website Optimiser のようなツールで、検証することをお忘れなく…