Google、ローカルビジネス向けレビューの構造化データのガイドラインを更新。悪いレビューも許可すること、サードパーティサイトのレビューはマークアップ不可など

[レベル: 中級]

レビューのガイドラインを評価

Googleは、レビューの構造化データの仕様・ガイドラインを更新しました。
特にローカルビジネス向けのレビューに対して、重要な変更が含まれます。

ローカルビジネス向けレビューの新しいガイドライン

レストランやホテル、ショップなど実店舗型のビジネスが顧客のレビューをサイトに掲載し、構造化データでマークアップする際のガイドラインが更新されました。
下が、2016年8月4日に更新された、この記事を書いている時点でのローカルビジネスのレビューのガイドラインです。

  • Snippets must not be written or provided by the business or content provider unless they are genuine, independent, and unpaid editorial reviews.
  • Reviews must allow for customers to express both positive and negative sentiments. They may not be vetted by the business or restricted by the content provider based on the positive/negative sentiment of the review before submission to Google.
  • Reviews cannot be template sentences built from data or automated metrics. For example, the following is not acceptable: “Based on X number of responses, on average people experienced X with this business.”
  • Reviews for multiple-location businesses such as retail chains or franchises can only be submitted for the specific business location for which they were written. In other words, reviews for multiple-location businesses cannot be syndicated or applied to all business locations of the same company.
  • Aggregators or content providers must have no commercial agreements paid or otherwise with businesses to provide reviews.
  • Do not include reviews that are duplicate or similar reviews across many businesses or from different sources.
  • Only include reviews that have been directly produced by your site, not reviews from third-party sites or syndicated reviews.

日本語訳

日本語ページが存在しないので、日本語にしました。

  • 本物で、関係性がなく、対価を支払わず自発的に書いてもらったものでない限りは、レビューは、ほかのビジネスやコンテンツ提供者によって書かれたり提供されたりしたものであってはいけません。
  • レビューは、好意的な意見と批判的な意見のどちらも顧客が表せるようでなければなりません。Googleに投稿する前に、そのレビューが好意的か否定的かという感情にもとづいて、ビジネス運用者によって審査されたりコンテンツプロバイダーによって制限されたりしてはいけません。
  • レビューは、データや自動解析から作られた定型文であってはいけません。たとえば次のようなレビューは許可されません ―― 「◯件の返信にもとづくと、たいていの人はこのサービスに対して◯◯を体験しています」
  • チェーン店やフランチャイズのように複数の場所で営業しているビジネスに対するレビューは、そのレビューが書かれた店舗の場所においてのみ投稿できます。言い換えると、複数の場所で営業しているビジネスのレビューを、同じ経営元のほかの場所の店舗に複製したり掲載したりすることはできません。
  • レビューを配信するサービス提供者やコンテンツプロバイダーは、対価を支払っても支払わなくても、レビューを提供するために営利目的の契約を結んではいけません。
  • たくさんのビジネスに渡る、あるいは異なるソース元からの、重複したり類似したりするレビューを含めてはいけません。
  • あなたのサイトに直接投稿されたレビューだけを含めてください。サードパーティのサイトからのレビューや同報配信されたレビューを含めてはいけません。

わかりやすい日本語版

僕の日本語訳では意味がわかりにくいところがあったのではないでしょうか。
オリジナル自体が(僕にとっては?)わかりづらい英語で書かれていて、日本語に訳しづらい表現が多いのです。

要点を絞って、わかりやすく書き換えたのがこちらです。

  • 純粋な顧客ではない評論家や業者によってレビューが書かれたとしたら、そういった人・業者にはお金を払っていてはいけないし、関係性があってはいけない。宣伝目的ではなく、中立な立場でのレビューでなければならない。
  • 良いレビュー、悪いレビューのどちらも顧客は投稿できるようにする。悪いレビューだからといって検閲してはいけない。
  • 自動生成したレビューを掲載してはいけない。
  • 複数の店舗があるビジネスでは、レビューを掲載できるのはその場所の店舗(のサイト/ページ)だけ。たとえば、新宿・渋谷・池袋の3か所にお店があったとして、新宿店に対して書かれたレビューを渋谷店や池袋店(のサイト/ページ)に掲載することはできない。
  • レビューサイトは、営利目的でレビューを提供してはいけない。
  • 同一または類似したレビューを掲載してはいけない。
  • 構造化データでマークアップできるのは自分のサイトに投稿されたレビューだけ。たとえば、Googleや食べログに書き込まれたレビューを自分のサイトに掲載してそれをマークアップしてはいけない。

お金を払って書いてもらったレビューをマークアップしてはいけないのは当然として、レビューが批判的だから掲載しないとか、別の店舗のレビューを使いまわしするとか、レビューサイトに書かれたレビューをコピーしてそれをマークアップするとか、気を付けなければならない点がいくつもあります。

ガイドラインに違反していると、構造化データでマークアップしていてもリッチスニペットが検索結果に出なくなることがあります。
悪質な場合は手動対策の対象になるかもしれません。

あなたがローカルビジネスを営んでいてレビューの構造化データを設置しているなら、ガイドラインに沿っているか点検してください。

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Googleの検索結果に直接投稿する機能のテスト参加が拡大、ブラジルとインドにも展開予定

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メッセージや画像、動画をあたかもソーシャルメディアであるかのように検索結果に直接投稿する機能をGoogleは試験的に公開しています。
この機能を、より多くのスモールビジネスに提供する予定とのことです。
また利用できるのは米国だけだったのが、ブラジルとインドにも展開していきます。

検索結果に投稿するとは?

TwitterやFacebookに投稿するように、メッセージや画像、動画を投稿してGoogleの検索結果にそのまま表示させることができます。
もともとは今年の3月に、米国の大統領選挙の候補者のために提供された機能です。

こちらは、ヒラリー・クリントン (Hillary Clinton) 氏の投稿が差し込まれている検索結果です。
Hillary ClintonのGoogle Posts

TwitterやFacebook、Google+での投稿ではありません。

ヒラリーさんの名前の下には”on Google”というラベルが記載されています。
どこかのソーシャルメディアではなく、「Googleに」投稿したということを示したいのでしょう。

検索結果に直接投稿する機能はその後、限られた数の中小規模のローカルビジネスに対しても試験的に提供が始まりました。

もう少し詳しいことはWeb担当者Forumの連載コラムで説明したので、そちらを参照してください。

より多くのローカルビジネスに開放、ブラジルとインドにも展開

ローカルSEOのエキスパートである、Mike Blumenthal(マイク・ブルーメンソール)氏によると、検索結果に投稿する機能(「Google Posts」などと呼ばれることがあるが、正式な名称をGoogleは公表していない)をさらに数十のローカルビジネスが利用できるようにGoogleは予定しているとのことです。

こちらは新たに試験運用に参加したと思われる、My Special Dayというウェディングドレスのブティックの投稿です。

My Special Dayの検索結果投稿

ショップ名の下には、ヒラリーさんと同じように”on Google”のラベルが付いていますね。

投稿をタップ/クリックすると、その投稿が拡大表示されます。

My Special Dayの検索結果投稿

また米国だけで提供していた機能ですが、ブラジルとインドにも展開するとのことです。

Googleが新しい機能を試験的に公開する場合は、たいてい大手企業のサイトが相手になります。
しかしこの機能に関しては、スモールビジネスが選ばれています。
珍しいことです。

大規模なビジネスであればFacebookやTwitterなどのソーシャルメディアを効果的にすでに利用できているはずです。
いっぽうで小さなお店では、ソーシャル運用まで手が回らないことも多いでしょう。
そういった小規模ビジネスに露出チャンスを与えたいというのがGoogleの狙いなのかもしれませんね。

そして、米国の次がなぜブラジルとインドなんでしょうね。
ソーシャルメディアがさほど普及していないから?
この機能は回線速度が遅くても利用しやすかったりするから?

実験のまま終了するか、このまま日本にも展開してくるかはまったくわかりません。
それでも「おもしろそう」と興味を持ったなら、ウェイティングリストに登録しておくといいでしょう。

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Google、テーマパークの平均滞在時間をモバイル検索のローカルナレッジパネルに表示

[レベル: 初級]

Googleは、その場所を訪れた人がだいたいどのくらい時間滞在しているのかをローカルナレッジパネルに表示する機能を公開しました。

Now, you can find out how long people typically spend at a location before you head out the door, with the #GoogleApp

著名なランドマークやテーマパーク、博物館・美術館などの施設の平均滞在時間を知ることができます。
モバイル検索で利用可能です。

平均滞在時間

こちらは、東京スカイツリーのローカルナレッジパネルです。
1年前に導入された「訪問数の多い時間帯」の下に平均滞在時間が表示されています。

東京スカイツリーの平均滞在時間

こちらは、先日世界文化遺産に登録された国立西洋美術館の平均滞在時間です。

国立西洋美術館の平均滞在時間

こちらは、キッザニア東京の平均滞在時間です。
ここには「観光プラン」のラベルが付いています(ほかには見つけられなかった)。

キッザニア東京の平均滞在時間

旅行の計画に役立つかも

旅行の計画をたてるときに、どのくらいの時間をその場所で見込んでおけばいいかを見積もるのに「平均滞在時間」の機能は役立ちそうです。

と思ったのですが、ディズニーランドで3時間は短すぎませんかね?

の平均滞在時間

3時間では、下手すれば、2時間並んで1つのアトラクションに乗って終わりですよね。

ロケーション履歴を有効にしているユーザーから収集したデータをもとにしていると思われますが、実際の状況と合っていない場合もありそうです。
あくまでも参考程度にとらえておいたほうが安心かもしれません。

また、レストランやカフェなどは対象になっていないようです。
個人的には、飲食店の滞在時間がわかるともっと便利なように思いました。

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ローカル検索で上位表示する方法をGoogleが公開 ―― ビジネス情報・関連性・距離・知名度

Googleは、ローカル検索での検索順位を上げるための改善策を説明したヘルプ記事を更新した。「Googleマイビジネスの登録情報」と「ローカル検索のランキグ要因」の2つについて説明している。

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Google、検索ツールから場所設定の機能を廃止。SEOに困るので代替方法を2つ紹介。

検索結果の「検索オプション」から利用できた、検索位置を設定する機能をGoogleは廃止した。結果として、今いる場所とは異なる場所での検索結果を知ることができなくなった。そこで代替方法を2つ紹介する。

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Google、検索結果からローカルサービスの予約ができる機能を試験提供

Googleは、法律事務所や医院など訪問型のローカルサービスの予約を検索結果から入れられる機能の提供を試験的に始めた。こちらは始まったばかりだが、検索結果からのレストラン予約は5月から利用できている。ユーザーにとっては便利な仕組み。一方でレストランやローカルビジネスを集めたディレクトリ系サイトで予約サービスも提供しているサイトは、ひょっとしたら影響を受けるかもしれない。

- Google、検索結果からローカルサービスの予約ができる機能を試験提供 -

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混雑回避に便利? 訪問数の多い時間帯をGoogleのモバイル検索とPC検索で調べる

Googleは、店舗における曜日と時間ごとの混雑具合を検索結果に表示するようになった。7月末にモバイル検索で導入され、先週末あたりからはPC検索でも利用できるようになっている。混雑していそうな時間帯が事前にわかるのは便利な機能だ。

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それでもGoogleマイビジネスでGoogle+ローカルページを管理すべき理由

3パック形式の表示スタイルをローカル検索結果にGoogleは導入した。この仕様変更に伴い、Google+ローカルページの検索結果における露出がほぼゼロになった。しかし、だからといって、Google+ローカルページの重要性もゼロになったというわけではない。検索結果に利用されるそのビジネスのデータソース(情報源)としてGoogleマイビジネスから管理しておくべき。

- それでもGoogleマイビジネスでGoogle+ローカルページを管理すべき理由 -

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ローカル検索の仕様をGoogleが大変更、7パックから3パックへ

Googleは、ウェブ検索結果に挿入されるローカル結果のデザインと仕様を変更した。最も大きな変更は、パック結果が7つから3つに減ったこと。そしてGoogle+ローカルページへのリンクが削除された。ローカルSEOに与える影響が大きいと予想される。

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位置情報を偽装して、その場所にいなくてもその場所のモバイル検索結果をChromeで調べる方法

Google Chromeを使って位置情報をエミュレートする方法、言い換えれば任意の場所に設定する方法を解説する。実際にその場所にいなくても、その場所で検索したときの(モバイル)検索結果を調べることに役立つ。

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