AMPプロジェクトが第3四半期のロードマップを更新、ECサイトでのAMPサポートを目指す

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AMPプロジェクトは、第3四半期 中間ロードマップを更新しました。

ロードマップには、その期間にAMPプロジェクトが集中的に取り組む、新機能の追加や機能の改善に関する予定と進捗が示されています。

ECサイトでの利用が想定されている機能のサポートが、第3四半期のロードマップには含まれています。

ECサイトでの利用を想定したAMPの新機能

ECサイトのAMP対応の普及を目的に、新しい機能の開発に取り組むことになっています。

たとえば、次のような機能をECサイトのAMPページで利用できるようにします。

  • フォーム
  • サムネイル画像ギャラリー
  • アクセス解析

フォーム

AMPページでフォームを使えるようにします。
<form><input> に相当する機能がECサイトでは必須です。
こうした機能を含むフォームに必要な仕組みを amp-form という拡張仕様によって、AMPページでも利用可能にしていきます。

サムネイル画像ギャラリー

ECサイトでよく使われる、サムネイル画像を並べて、1つをタップするとその拡大画像を表示する機能をAMPページでも提供します。

Amazonで使われている、拡大画像用のサムネイル画像ギャラリー

アクセス解析

ECサイトでは、ほかの業種のサイトでは取得しないような解析データが必要になってきます。
ECサイトで必要な、イベントトラッキングや商品情報の取得などECサイト向けのアクセス解析を可能にしていきます。

ECサイトでは、eBayが先行して試験的にAMP対応を始めています。
しかし、AMP化したのは商品一覧ページです。
コンテンツがほとんど変化せず、「カートに入れる」のようなユーザーからのアクションは発生しません。
ニュース記事と同じ、AMPと相性がいい静的なコンテンツと言えます。

そうではなく、商品詳細ページで購入ができる状態のAMPページを提供するための取り組みが本格的に始まりました。

通常の検索結果にAMP対応ページを表示する開発プレビューのモバイル検索をGoogleは先日公開しました。
プレビュー版ではなく実際の検索でのテストも始まっています。

Googleが着々とAMPサポートを拡大させるなか、AMP対応したくても必要な機能を提供できないために歯がゆく感じているサイト管理者もいることでしょう。
AMPのECサイト機能サポートをこの記事では取り上げましたが、ECサイト以外でもよく使われる機能のAMPサポートも少しずつ始まっています。

通常のスマホ向けページと同じユーザー体験をAMPページでも提供できるようになれば、AMP対応へのハードルがずいぶんと低くなります。
今後のAMPの発展に期待しましょう。

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Google、開発版ではなく本番のモバイル検索でAMP結果を表示するテストを開始

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通常のモバイル検索にAMP対応したページを表示する開発プレビューをちょうど2週間前にGoogleは公開しました。
g.co/ampdemo にアクセスすることでAMP用に特別に作られた検索結果を体験できます。

しかし、本当の通常検索でAMPページを表示するテストをすでに始めているようです。

本番環境でのAMP結果

開発プレビューの検索結果では、上部にAMPを紹介するメッセージボックスが掲載されます(キャプチャは英語ですが、日本語の検索結果では日本語になります)。

実験を伝えるAMP検索結果でのメッセージ

しかしこちらのAMP結果にはそのメッセージが表示されていません。
なぜなら、開発プレビューではなく本当に通常の検索結果だからです。

本番環境でのAMP結果

AMPカルーセルの上、検索結果1位のAMP Projectの公式ページにAMPマークが付いています。

少し下にスクロールしても、AMPページが検索結果に出ています。

本番環境でのAMP結果

もう少し下がると Mobile-friendly(モバイル対応)ラベルのページも混ざってきました。

本番環境でのAMP結果

開発プレビューではなく、本番環境でのモバイル検索にAMPページを表示するテストに遭遇したユーザーはほかにもいます

本番環境でのAMP検索を本当に実験しているのかどうかという質問に対して、GoogleのGary Illyes(ゲイリー・イリェーシュ)氏は次のように答えています。

僕らは常に実験やテストを行っている。きっとそういったのに出会ったのだろう。

僕も運良く(?)被験者に当たったのでしょう。
でもシークレットモードで立ち上げた時だったので、閉じたらもう体験できなくなりそうです。;(

ちなみに、同じ状態で日本のGoogleではAMPページは表示されず普通のモバイル検索結果でした。

一般ユーザーの反応を伺うためか?

一般ユーザーが開発プレビューの検索結果を利用するとは思えません。
AMPページを表示する検索結果を本番環境で提供することによって、普通のユーザーがどのように反応するかをGoogleは確かめようとしているのでしょう。

それにしても、僕の予想よりも早く本番に移してきました。
ともすると開発プレビューの公開と同時に実環境でもテストを始めていたのかもしれませんね。

AMP検索の年内の公開をGoogleは予定しているようですが、一般ユーザーの反応は果たしてどうなることでしょう。

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SEOに大きな痛手か?AdWords広告予算が少ないと、キーワードプランナーで月間検索ボリュームが手に入らなくなる

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Googleは、キーワードプランナーで提供するデータに制限をかけました。
広告費用が少ない広告主は、月間平均検索ボリュームの詳細なデータが手に入らなくなることがあります。

キーワードプランナーは本来はAdWords広告主のためのツールです。
しかし、SEOためのキーワードリサーチの目的で利用しているサイト管理者も多いはずです。
広告を出稿していないサイト管理者にとっては、この制限はたいへん残念な仕様変更になりそうです。

広告費用が少ないと検索ボリュームが(かなり)大まかに丸められる

英語版のAdWordsコミュニティでGoogle社員がキーワードプランナーの更新について次のようにアナウンスしました。

Hi AdWords Community,
 
As of this week, previous technical issues affecting the Keyword Planner tool are now resolved. Some important updates to keep in mind:
 

  • Most advertisers will see search volume data in Keyword Planner as usual.
  • Advertisers with lower monthly spend may see a limited data view in the Keyword Planner. For example, you may see values such as 0, 1-100, 100-1K, 1K-10K, 10K-100K, 100K-1M, 1M+ in the average monthly searches column. In addition, other advertisers may trigger the limited data view by reaching a limit on the number of searches for search volume data (specifically, requests to our API).
  • Access to traffic forecast data will remain unchanged.

 
These changes will ensure that AdWords advertisers are able to get the data they need to optimize their accounts.

箇条書きの部分を訳します。

  • ほとんどの広告主は検索ボリュームのデータをキーワードプランナーでいつものように見ることができます。
  • 毎月の支払いが少ない広告主はキーワードプランナーで限られたデータしか見られなくなるかもしれません。たとえば、月間平均検索ボリュームの列で、値が次のようになることがあります ―― 0、1〜100、100〜1000、1000〜1万、1万〜10万、10万〜100万、100万以上。加えて、検索ボリュームデータ調査の上限数に到達したことによってデータ制限が発生する広告主も出てくるかもしれません(特に、APIを利用してのリクエスト)。
  • トラフィックの予測データの利用には変更はありません。

僕たちにとって特に重要なのは強調した2つ目です。

月々支払う広告費用が少ないと、月間平均検索ボリュームが範囲の広い概算になります。

こちらは、通常のデータ表示結果です。
100または10の桁まで月間平均検索リュームが提供されます。

キーワードプランナー

こちらは、制限がかかっているデータ表示結果です(入手できなかったので、Search Engine Roundtableでバリーが投稿した記事からいただきました)。

データ制限がかかったキーワードプランナー

借りものなので英語のインターフェイスですが、”K”は 1,000 を意味します。
“M”は 1,000,000 を意味します。
したがって、「100K ― 1M」は「10万〜100万」になります。
「10K ― 100K」は「1万〜10万」になります。

かなりざっくりとした数値になってしまっています。

月ごとのボリューム数の推移を示す棒グラフも制限バージョンでは表示されなくなっていることにも気付いてください。

キーワードプランナーはSEOじゃなくて広告主のためのツールだけど……

キーワードのバリエーションを拾うという目的ではキーワードプランナーは依然として使えます。
しかし、どのくらいの数のユーザーがそのキーワードで検索するのかという需要調査においては非常に頼りなくなってしまいました。

月々の支払が少ない広告主には制限がかかるということは、有効な広告キャンペーンを走らせていなければ費用はゼロなので当然制限がかかります。
AdWordsを使っていないとしたら、即アウトです。

AdWordsを使っていたとしても、制限がかからない最低費用がいくらなのかは不明です。

また、基準以上の予算を消費していたとしても、APIを使って大量のクエリを投げていたとしたら制限が課せられることもあるとのことです。
ツールを利用している場合は注意が必要です。

キーワードプランナーは、(Googleの最重要な収益源になっている)AdWordsの広告主のためのツールです。
たいして出稿していない広告主やAPIでシステムに負荷をかけたりするような使い方に制限をかけるのは、大切な顧客である広告主を守るために必要な措置だとGoogleは判断したのでしょうね。

客観的に見れば納得がいく仕様変更だと僕には思えます。
とはいえ、SEOに取り組む人にとっては喜べない変更になりそうです。

ちなみに、もう5、6年もの間いっさい広告を出していない僕のAdWordsアカウントでは詳細データをまだ入手できました。
ですが、制限がかかり始めている広告主が日本でも出てきているようなので、米国だけでの話ではないはずです(日本語UIのキャプチャをください!)。
ゆっくりと適用は進んでいるのかもしれません。

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Google、レストランのナレッジカードに批評レビュー記事を掲載。Critic reviews用のschema.orgが掲載には必要。

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Googleは、批評家が書いたレストランやカフェのレビュー記事をナレッジカードに掲載するようにしました。
批評レビュー記事を提供しているサイトは、構造化データでマークアップすることでナレッジカードに掲載される機会を得ることができます。

ナレッジパネルに掲載される批評レビュー

こちらは「restaurants seattle」(レストラン シアトル)の検索結果に出てきたローカルパックです。

「restaurants seattle」の検索結果に出てきたローカルパック

3つ出てきたレストランの下に「E」のロゴとともに、短いスニペットが見えます。
これらは、”食”をテーマにしたEaterというサイトに掲載された、そのレストランが言及された記事のタイトルです。

タップするとそのレストランのナレッジカードに移動し、そのレストランを紹介している、もっと多くのレビュー記事を見ることができます。
ここでは、レストランレビューサイトのZagat(現在はGoogleが所有)のレビューが「Critic reviews」(批評レビュー)というラベルとともにトップに大きく掲載され、そのほかのレビューがその下にリストアップされています。

Critic reviews

レビューをタップすれば、そのサイトに移動してレビュー記事の全文を読めます。

必ずしも、レストランのレビューサイトだけからとは限りません。
The GuardianCBS Local‎のようなニュースサイトも混じっています(レビューが掲載されるサイトは後述)。

いろいろなサイトのCritic reviews

PC検索のナレッジパネルにも「Critic reviews」は出てきます。

PC検索のナレッジパネルに掲載された「Critic reviews」

ちょうど1年前に、映画やTV番組に対する批評家のレビュー記事を、同じように「Critic review」としてGoogleはナレッジパネルに掲載し始めました。
レストランやカフェなどのローカルビジネスにも批評家によるレビュー記事の掲載をGoogleは拡大したのです。

構造化データで批評レビューをマークアップ

あなたのサイトがレストランの批評記事を提供しているなら、Critic review向けの構造化データでマークアップすることによりナレッジカードに掲載される機会を得ることができます。

Critic reviewsに必要なschema.orgは、デベロッパーサイトに先日公開されました。

Critic review definitions

ただし、Critic reviewはまだ試験運用中です。
ZagatやEaterなど限られたパートナーサイトが参加しているにすぎません。

興味を持った場合は、専用フォームから参加をリクエストする必要があります。

ローカルビジネスの批評レビューは、今のところ米Google (google.com) の英語のレビューが対象です。
しかしほかの国と言語にもすぐに展開するとのことです。

ユーザーによって投稿されたレビューではなく、精通しているライターによって書かれたレストランのレビュー記事を掲載しているサイトは今のうちから準備に取り掛かると面白いかもしれませんね。
ナレッジカードを通じて、あなたの批評レビュー記事をさらに多くのユーザーに読んでもらえるチャンスを手にできそうです

批評レビューのナレッジカード掲載に興味を持ったならこちらのGoogle公式情報をお読みください。

- Google、レストランのナレッジカードに批評レビュー記事を掲載。Critic reviews用のschema.orgが掲載には必要。 -

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schema.orgがv3.1を公開、ホテルや旅館など宿泊業のサイトで使いたいプロパティを豊富に追加

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schema.orgは、バージョン3.1を公開しました。
特に注目したいのは、ホテルや旅館など宿泊施設に関係するプロパティ(ボキャブラリ)が数多く追加されたことです。

LEGOLANDホテルのネームホルダー

LodgingBusiness と Accommodation に豊富なボキャブラリを追加

LodgingBusinessAccommodation にたくさんのプロパティが新たに追加されました。

LodgingBusinessは、ホテルや旅館、ホステル、B&Bなどの宿泊施設が利用できるschema.orgのタイプです。
Accommodationは、ホテルの部屋や貸し会議室、アパート、キャンプ場の1区画(1グループが利用する範囲)などの収容施設で利用できるタイプです。

たとえば、次のようなプロパティを設定できるようになりました。

  • starRating ―― 五つ星、三つ星などのホテルの格付け(利用者の評価ではない)
  • floorSize ―― フロア面積
  • amenityFeature ―― 提供されているサービス(たとえばホテルにあるサウナとかジム、ビジネスセンターなどの施設)
  • checkinTime / checkoutTime ―― チェックイン/チェックアウトの時間
  • petsAllowed ―― ペット同伴が可能か

宿泊関連ビジネスのサイトで使いたい構造化データ

ホテルや民宿などのサイトではぜひ使いたい構造化データのボキャブラリがschema.orgに登場しました。
また、そういういった宿泊施設を紹介するオンラインホテル予約サイトでも活用できます。

構造化データというコンピュータが理解しやすい形式で情報を提供すれば、検索ユーザーが求めるものにより適したページだと認識してもらえる可能性が高まるでしょう。
たとえば、「4つ星以上で、ペットと泊まれて、サウナがあるホテル」とユーザーが検索したとしたら、構造化データによって条件により合致したホテルを検索エンジンは探しやすくなるかもしれません。

上で紹介したプロパティのほかにも、部屋数 (numberOfRooms) や対応可能言語 (availableLanguage) なども設定できます。
どんなプロパティがあるかを、それぞれのタイプのページで確認してください。
そして可能な限り多くのプロパティで構造化してください。

なお、LodgingBusiness / Accommodation の下にHotel(ホテル)やHostel(ホステル)、Room(部屋)、Apartment(アパート)などのサブタイプがあります。
マークアップする際は、より詳細なタイプを利用することを推奨します。

schema.org 3.1に含まれる更新の詳細はリリースノートを参照してください。

- schema.orgがv3.1を公開、ホテルや旅館など宿泊業のサイトで使いたいプロパティを豊富に追加 -

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モバイル検索結果がすべてAMPになる日が来る!? 巨大なAMP専用枠”Live Ticker”をGoogleがこの秋に導入予定

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Googleは、”Live Ticker”(ライブ ティッカー)と呼ぶ、AMP用の新しいセクションをモバイル検索結果にこの秋に導入することを計画しているようです。
“Live Ticker”は、最新ニュースを掲載するためのAMPコンテンツ専用のセクションで、トップニュースのAMPカルーセルの上に表示されます。

パブリッシャー向けの発表会のなかで明らかにしたと、Digidayが報じています。

AMPカルーセルの上に表示される巨大な Live Ticker

Digidayの記事によれば、Live Tickerとは次のような特徴を持つセクションです。

  • トップニュース枠(AMPカルーセル)の上に表示される
  • ウェブのさまざまなソースから集めた、非常に新しいコンテンツが対象
  • AMPコンテンツだけを掲載する

記事には、プレゼンテーションでGoogleが見せたLive Tickerが掲載される検索結果のモックアップが紹介されています。

Live Tickerのモックアップ

モックアップを見ると、3週間ほど前に僕がたまたま遭遇したモバイル検索結果に酷似しています。

Live Tickerによく似たセクションが掲載される検索結果

スマホのスクリーンの下半分には、今やおなじみになったトップニュースのAMPカルーセルが表示されています。
そしてそのカルーセルの上には、ひときわ目立つ大きな1枚の”AMPカード”が表示されています。
これがLive Tickerに違いありません。

位置と大きさのため、カルーセルよりも目を引きます。(ハ◯頭の写真なのも視線を引く要因かもしれませんがw)。

発表会に参加していたパブリッシャーによると、この新しい Live Ticker は秋ごろの公開が予定されているそうです。

モバイル検索結果は、上から順にAMP、AMP、AMP?

クエリに最も関連した非常に新しいコンテンツ(プレゼンでは、”the best super-fresh content”と表現)に対して、Live Tickerが適用されるとのことです。

通常の検索結果にもAMPページを含める開発プレビューのモバイル検索をGoogleは先日公開しました。

Live TickerとAMP混在の検索が正式導入されたとすると、クエリによっては、モバイル検索結果に掲載されるコンテンツは上から順に次のようになるかもしれません。

  1. AMPのLive Ticker
  2. トップニュースのAMPカルーセル
  3. 通常の検索結果に混ざったAMPページ

ライブ配信や写真ギャラリー、実況中継など記事以外にもサポートを予定しているAMPコンテンツも発表会では紹介されたようです。
モバイル検索結果でAMPを掲載するセクションがさらに増えることになります。

ともすると、「検索結果に表示されるすべての結果がAMP」なんてことが近い将来に実際に起こりそうです。

たとえ今の段階ではAMP対応を見送っているとしてもまったく問題ないと僕は思います。
それでも、AMPの動向にはこれからも注視していきましょう。

- モバイル検索結果がすべてAMPになる日が来る!? 巨大なAMP専用枠”Live Ticker”をGoogleがこの秋に導入予定 -

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Google、検索アナリティクスの表示回数・掲載順位・クリック数のデータについて詳細に説明するヘルプ記事を公開

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Search Consoleで提供されている検索アナリティクス レポートの表示回数と掲載順位、クリック数のデータの取得方法や見方を詳細に説明するヘルプ記事をGoogleは新規に公開しました。

what-is-search-result-position.png

ウェブマスター必読のヘルプ記事

日常的に検索アナリティクスを利用するサイト管理者はもちろんのこと、たとえときどきであっても検索アナリティクスを利用するのであれば、必ず目を通しておくべきヘルプ記事です。

従来のように単に10個の青色リンクが並ぶだけの検索結果だったなら、読まなくても検索アナリティクスレポートの見方にさほど支障はないでしょう。
しかしながら、ユニバーサル結果やナレッジパネル、強調スニペット、AMPカルーセルなど現在の検索結果は多種多様です。
要素によって、表示回数とクリック数の数え方、掲載順位の割り当て方が変わってきます。

たとえば、ナレッジパネルは検索結果ページの(右側の)最上部に表示されますが、掲載順位としては11位が割り当てられることがあります。
1つのナレッジパネルには複数のリンクが含まれています。
サイト別に見るかページ別に見るかによって、リンクの表示回数の数え方が変化します。

AMPカルーセルは、カルーセル内のAMPページにはすべて同じ掲載順位が割り当てられます。
ただし、そのページの要約(サムネイル画像と記事タイトル)がカルーセルの中で表示されないと表示回数には含まれません。
ところが検索結果のカルーセルの中では表示されなかったとしても、AMPビューアの中で閲覧されれば表示されたことになり、かつクリック数も1カウントされます。

理解できるまで繰り返し読みたい

日本語ページができているので安心して読めます。
僕のブログでの一般的な解説は不要でしょう。

でも1回読んだだけでは意味を理解しづらい複雑なところあるかもしれません。
きちんと理解できたと自信が持てるまで、何度か読むことをおすすめします。

それでも説明していることがわからなかったり疑問が出てきたりしたときは、コメントかTwitterGoogle+で質問してください。
わかる範囲内ですが、アドバイスできると思います。

あるいはヘルプフォーラムで質問すれば僕以外のフォーラムメンバーからも回答してもらえます。

- Google、検索アナリティクスの表示回数・掲載順位・クリック数のデータについて詳細に説明するヘルプ記事を公開 -

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AMPに構造化データはもはや不要、Search Consoleのエラーレポートからも外れる

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Googleのモバイル検索結果にAMPページが表示されるには、有効なAMP HTMLでのマークアップに加えて、schema.orgを用いた構造化データが必須でした。
しかし、今後は必須でなくなります。

通常の検索結果にもAMPページを将来的に表示することを視野に入れた変更です。

またこの変更にあわせて、Search ConsoleのAMPレポートでは構造化データ関連の問題はエラーの対象から外れました。

AMPに構造化データはもはや不要

これまでは、AMPコンテンツを検索結果に表示させるには次のいずれかのschema.orgによる構造化データが必要でした。

  • schema.org/Article
  • schema.org/NewsArticle
  • schema.org/BlogPosting
  • schema.org/VideoObject

要件指定された構造化データでマークアップすることが、トップニュース枠のAMPカルーセルに表示される条件に含まれます。

オリンピック関連ニュースのトップニュースAMPカルーセル

しかし、通常の検索結果にもAMP対応したページを表示する開発プレビュー版のモバイル検索をGoogleは先週公開しました。

トップニュースのAMPカルーセルはニュース系のコンテンツが掲載対象だったのに対して、通常の検索結果ではコンテンツのタイプは問われません。
結果として、構造化データは必須ではなくなりました。

開発プレビュー版が公開された直後に、GoogleのJohn Mueller(ジョン・ミューラー)氏に確認をとりました。

通常の検索結果に対しては、(AMP用に)特別な構造化データのマークアップは必要ない。

AMPカルーセル掲載にはこれまでどおり必要

ただし、トップニュース枠のAMPカルーセルに掲載されるには、これまでどおり構造化データが必要です。
Article や NewsArticle など、先に挙げた4つのいずれかのタイプの schema.org を実装してください。

構造化データがAMPレポートのエラー対象から外れる

ここまで説明したように、通常の検索結果に表示されるAMPページには構造化データが必須ではなくなりました。

開発プレビュー版の検索結果は試験公開が始まったばかりですが、この変更を先取りしてSearch ConsoleのAccelerated Mobile Pagesレポートでは構造化データはエラーの対象から外れました。
次の2つは「問題」として依然としてレポートされるものの、エラー数を示すグラフには含まれなくなります。

  • 構造化データがありません
  • 無効な構造化データ

AMPエラーレポートの8月2日(正確には8月1日)の「更新」がこの変更を示しています。
この日を境にAMPエラーが急激に減っているサイトがあるかもしれません。

AMPエラーレポート

このキャプチャには出ていませんが、構造化データに問題がある場合はグラフの下のリストには「情報」というラベルとともにレポートされます(「エラーではないけれど可能なら修正してね」ということですね)。
ただし先ほども書いたように、グラフには含まれません。

なお、構造化データがAMPに必須ではなくなったこととSearch ConsoleのAMPレポートでの扱いに変更があったことは、Google+ヘルプページで公式にアナウンスが出ています。

もともと構造化データは、AMPの仕様に必要だったわけではなくAMPカルーセルに掲載するためにGoogleが独自で設定した要件でした。
AMP対応するプロセスのなかに構造化データが不要になったので、実装の敷居がいくらか下がりました。

通常の検索結果にAMPページを表示させることが果たして本当にいいことなのかどうかの議論はこれから本格的に始まるとして、AMP対応が自分のサイトのメリットになるかどうかを検証するために、少しの手間をかけられるなら、これを機に思い切ってAMP化してしまうのもいいかもしれません。

- AMPに構造化データはもはや不要、Search Consoleのエラーレポートからも外れる -

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AMPがグーグルの通常の検索結果にまで拡大へ――準備はOK?【海外&国内SEO情報ウォッチ】

Web担当者Forumの連載コーナー、「海外&国内SEO情報ウォッチ」を更新しました。今週取り上げた記事は次のとおりです。

今週のピックアップ

  • AMPがグーグルの通常の検索結果にまで拡大へ――準備はOK?
    Web担当者フォーラム 海外&国内SEO情報ウォッチ

日本語で読めるSEO/SEM情報

  • こうすればPageSpeed Insightsで100点満点を獲得できる!
  • 最も厄介なスパムは、それが正しいとサイト管理者が信じてやるもの
  • 「SEOに効果がある」が信じられない3つの理由
  • ガイドライン違反のアフィリエイトへの対応、アダルトサイトの年齢認証とクローキングなど7月2回目のオフィスアワー

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  • アプリではドロップダウンを使うべきでない!? 使わないほうが操作時間40%短縮

海外SEO情報ブログの掲載記事からピックアップ

  • 「301/302リダイレクトでPageRankが失われることはもうない」とGoogle社員が認める
  • 低品質ページが多いからといってGoogleのアルゴリズム評価が下がるとは限らない、しかしユーザー体験の観点からは削除すべき

SEO Japanの掲載記事からピックアップ

更新がなかったのでお休み。

こちらからどうぞ。

- AMPがグーグルの通常の検索結果にまで拡大へ――準備はOK?【海外&国内SEO情報ウォッチ】 -

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Googleモバイル検索、全検索結果にAMPページ表示へ

グーグルは2016年8月3日(米国時間2日)、AMP(Accelerated Mobile Pages)ページをモバイル検索の全検索結果でサポートすることを明らかにした。開発者プレビューが公開され、ユーザーや開発者、サイト運営者からのフィードバックを集める。今年後半にはより多くのユーザーが利用できるようにする計画だ。