SEOのロングテール戦略とコンテンツマーケティングの話

SEO はWebサイトの発見性(Findability)を高めるもの

クリス・アンダーソン(Chris Anderson)によって提唱された「ロングテール」という言葉が注目を集めていた時代から、SEO の基本的な戦略は「検索回数が多いものから少ないものまで、メジャーなものからニッチなものまで多種類の検索クエリで集客できる Webサイトを構築すべし」です。ここではロングテール戦略としておきます。

なぜヘッドからテールキーワードまでカバーすべきかというと、それは検索ユーザーの検索行動は複雑で多種多様だから、つまり検索行動特性故に、SEO = ロングテール戦略がベースになっている「はず」なのです(日本市場は例外だよねという話は横に置いておいて)。大抵の場合、Webサイト運営者が想像するよりもずっと多種類の様々な検索クエリで来訪してくるユーザーが多数を占めているものです。

ともかく「この前提」なしにロングテールを考えてしまったために本来期待していた成果が得られないというケースを最近、いくつか目にしました。要因を分析していきますと、そのヘッドからテールまで様々な検索クエリで集客ができる Webサイトを構築したいと考えた時に、『それは一体、誰のために行うのか』をきちんと意識していたのでしょうか、というところに問題の本質があるのではないかと考えました。

SEOの考え方:サイトの基礎体力と順位改善施策の話

(a) 「タイトル要素にキーワードを入れる」→自然検索流入増 と (b) 「サイトの更新性を高める」→自然検索流入増という2つの話は、「→」に含まれている過程の話が全く異なるものであるにもかかわらず、この両者をGoogle順位が上がるか否か、という2者択一で捉えてしまう方をよく見かけます。